SuperStream スーパーストリーム株式会社

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導入事例Case Studies

日本の会計・人事を変える。”もっとやさしく””もっと便利に”企業のバックオフィスを最適化。スーパーストリーム

ハンルイ医薬株式会社様 導入事例

日本法人を設立した中国・医薬品企業に採用
管理体制の強化とビジネス拡大に備えた財務会計・人事給与基盤を整備

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導入の背景

簡易的な仕組みからの脱却を目指す

原薬から製剤まで一貫製造する中国最大級の医薬品企業である江蘇恒瑞医薬の100%子会社として、2014年5月に設立されたハンルイ医薬株式会社。中国の医薬品企業が日本に子会社を設立するのは前例のない取り組みであり、業界としてもその動向が注目されている企業だ。親会社である江蘇恒瑞医薬は現在、日本のみならず米国市場や欧米市場でも抗がん剤を上市するなどグローバルに事業を拡大させており、がん領域を中心に外科領域や感染症領域などのジェネリック医薬品事業で急成長を遂げている。日本市場においては、現在1品目の抗がん剤のみが承認を受けている状況だが、2020年までには抗がん剤治療に関連した抗生物質や麻酔薬、造影剤など14成分の後発品に関しても承認を申請していく計画となっている。

そんな同社では、日本法人を設立して以来、簡易的な会計パッケージや給与計算ソフトを活用して業務を行ってきたが、今後のビジネス拡大に備えるべく、新たな環境に刷新するプロジェクトをスタートさせた。

導入前の課題

財務会計・人事給与双方の刷新を決断

もともとシステム刷新を決断するきっかけの1つだったのが、マイナンバー管理をはじめとしたコンプライアンス対応だ。「これまで人事関連情報はExcelなどで管理してきましたが、マイナンバー制度の施行によってコンプライアンスに配慮した形での運用が必要に。そこで、今後事業を拡大していく際に求められる変化にも十分対応できることを前提に、新たな環境づくりを進めていくことになったのです」と語るのは管理部 経理課 課長 土川 修司氏だ。

また、人事給与の仕組みは財務会計システムとの連携が必要になるため、会計についても従来の簡易的な仕組みから脱却し、業務負荷の軽減につなげるべくシステム刷新を同時に行っていくことになったという。「私自身、経理業務が長いこともあり、改善したいポイントが具体的になっていました。そこで財務会計システムから見直しを進めていくことで、まずは業務の無駄を解消していこうと考えたのです」と土川氏は語る。

それまで活用してきた会計パッケージは、会社設立当初に税理士事務所から紹介を受けたシンプルなもので、データ加工に多くの手間と時間がかかっていた。「例えば管理会計を行う際には、会計パッケージからデータを抽出してExcelに展開せざるを得ず、どうしても手間がかかります。現状は1品目の取り扱いだけであり実際の取引量はさほどありませんが、中国本社に対しては毎月予算に対する実績を報告するための資料作りも求められます」

また、データを抽出してさまざまなツールを駆使して資料作りを行うため、どうしても会計システム内の情報が分散してしまうことも。「情報がばらばらに管理されている状態は好ましくありません。できれば1つのパッケージ内でデータ活用できるような環境が必要だったのです」と土川氏は語る。

システム選定と導入

自社に適した機能で財務会計も人事給与も同一製品が必須

そこで同社が注目したのが、スーパーストリームが提供する財務会計・人事給与システム「SuperStream-NX」だった。当初から財務会計システムと人事給与システムの連携が必須だったこともあり、同一ベンダで双方の機能が実装できるパッケージを希望していた土川氏。「前職で使っていた製品にも財務会計と人事給与の機能が備わっていましたが、使わない機能が多かったこともあり、どうしても高価なものになってしまいます。我々にとっては機能過多な製品だったのです」と振り返る。実際には、提案内容の違いでコスト的にも大きな開きがあったという。「オンプレミス上で利用するパッケージに比べて、クラウド上の月額課金で提案されたSuperStream-NXであれば初期投資も少なくて済みます。今の会社の規模では、初期に数千万円規模の投資は正直難しい。クラウドで月額利用できるという料金体系は、我々にとっては魅力的でした」と土川氏。

またもう1つ重視したのは、システムの拡張性だ。「現状は名古屋の拠点だけですが、いずれパッケージ製造などの工場を国内展開する際には、生産システムとの連携も必要になってきます。連携のしやすさはポイントの1つです」と土川氏。実は先行して販売物流システムを導入しているが、当初から財務会計システムと連携する計画だった。他システムとの繋ぎこみが柔軟に実施できる仕組みが求められていたのだ。

さらに、現状は総務部門として財務会計システムや人事給与システムを1人で扱っているのは土川氏だが、いずれ新たなメンバーが増えたときにもすぐに対応できるよう、使いやすい仕組みが必要だったという。「SuperStreamのユーザ企業に使い勝手を見せてもらったこともあります。インターフェース的にも使いやすく、業務にマッチしていることが事前に確認できたのは大きい」。

最終的には、前述した条件や環境を満たしたパッケージとして、同社の財務会計・人事給与の基盤として「SuperStream-NX」が選ばれることになる。

導入効果

月次処理が半分の工数で実現、業務の効率化に大きく貢献

現在は、SuperStreamのパートナーが構築したプライベートクラウド基盤上に統合会計を展開し、日々の仕訳処理や月次の締め、税務申告、管理会計業務などを行っている。給与計算処理は、ホスティング環境に展開している給与管理を用いて行われており、勤怠管理やワークフローも今回の刷新に合わせて同時に整備している。現時点では中国本社との直接連携は現在行われておらず、本社側の監査で必要な情報があれば、その都度受け渡す運用だ。なお、今回は請求書レイアウトのみがカスタマイズされているものの、ほとんどすべての機能がSuperStream-NXに備わった標準機能が活用されている。

使い方としてはシンプルで、販売物流の仕組みとSuperStream-NXを連携させることで売上の自動仕訳を行い、日々の経費などは直接SuperStream-NXで仕訳入力したうえで月末には月次処理を実行、請求書の発行についてもすべてSuperStream-NX上で行われている。また、本社が設定した予算に対しての実績報告を行っているが、この帳票もSuperStream-NXにて作成している。「以前は会計のための仕訳と支払いのための処理が別々のため、会計パッケージと銀行システムにそれぞれ入力する必要がありました。今は入力が一度で済むようになっているだけでなく、予算報告の書類作成時もデータ活用できるようになり、重複入力の排除によって作業時間が大幅に削減できています」と土川氏は評価する。結果として、支払業務も含めた月締めが以前に比べて半分の工数で処理できるようになり、給与計算も3分の1程度の時間で行えるようになっているという。「私1人で総務業務を担当していることもあり、経理以外の違うことに時間が割けるようになったのはありがたい」と土川氏。

またExcelなどに情報が分散することなくマイナンバー含めた情報がすべてSuperStream-NX内で管理できるようになり、当初課題となっていたコンプライアンスに対するリスクの軽減にも大きく貢献しているという。

使い勝手については「経理畑の人間にとって、何をすべきか把握しやすいシステムです。操作のメニューと帳票のメニューがきちんと分かれていますし、作業のフローに沿ってメニューが並んでいるため、悩むことなく業務に没頭できます」と評価する。 年末調整業務などもオンラインマニュアルを見ながら処理できたと振り返るなど、マニュアルのわかりやすさについての評価も高い。

なお、今回提案から導入、運用までを手掛けているのが、東証一部上場の医薬品メーカー、キッセイ薬品工業株式会社を親会社に持つキッセイコムテック株式会社だ。「すべての業務基盤を同社のデータセンター上で運用しており、サポートの一本化によって業務効率化に大きく貢献しています。業務知識も豊富で我々の現場に沿った提案をしていただけて感謝しています」とその対応力を土川氏は高く評価する。

今後の展望

人事管理や固定資産など今後の拡張にも期待

今後について土川氏は、まずは日本法人として取扱品目を拡大していくことを目指しながら、その規模に追随できるシステム環境の整備を行っていく計画だ。「従業員の数が増えれば、人事管理の仕組みを活用して人事情報をリスクなく管理していきたい。また、いずれ他社に業務を委託していく過程で固定資産の管理などもしっかりやっていく必要が出てきます。その時に備えて機能拡張していきたい」と土川氏は語る。

中国にある本社との連携は、まだ取扱品目が少ないこともあって直接連携が行われていないが、いずれ要求に応じて柔軟に対応できる環境を構築していきたいという。「中国の企業が日本に子会社を持つということ自体がかなりレアなケースで、本社側でもどうしていくべきか試行錯誤の段階です。日本に対する注目度は本社から見て間違いなく高い状況にあるため、日本の制度にも適用していけるような最適な形で管理できるようにしたい」と今後について語っていただいた。

パートナー情報とコメント

これからも信頼されるパートナーとして

システム導入だけでなく、開発・運用部門ワンストップでのサポート体制をご評価頂き、非常に嬉しく感じております。
今回の案件は、SuperStream-NXと弊社ソリューション・サービスを組み合わせ、全社的にご利用頂けるシステムの導入事例となりました。
今後もお客様のビジネス拡大に向けて、信頼されるパートナーとなれるよう、より良いサポート、提案を心がけていきたいと思います。

キッセイコムテック株式会社
ビジネスソリューション事業部 山岸 一郎 氏

お客様情報

会社名 ハンルイ医薬株式会社
本社 愛知県名古屋市中区錦三丁目5番31号
URL http://www.hengrui.co.jp/別ウィンドウが開きます
従業員数 15名
事業内容 第一種医薬品の製造販売

本導入事例に記載された情報は初掲載時のものであり、閲覧される時点では変更されている可能性があることをご了承ください。

導入プロダクトのご紹介

SuperStream-NX 統合会計

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SuperStream(スーパーストリーム)-NX 会計ソリューションには、「財務会計」「管理会計」「支払管理」「債権管理」「経費精算管理」の各機能をご提供しております。
SuperStream-NX 給与管理

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