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会計クラウド化 3 つメリットと導入障壁への対応方法

会計クラウド化 3 つメリットと導入障壁への対応方法

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会計クラウド化 3 つメリットと導入障壁への対応方法

【目次】
■2020年はテレワーク元年!? コロナが変えた働き方
■これからの働き方にクラウド化が効く。主な3つのメリット
■しかしクラウド化が踏み切れないケースも
■課題を解消して、クラウド化
■まとめ 

■2020年はテレワーク元年!? コロナが変えた働き方

2020年は新型コロナウイルスの影響でテレワークが増え、「テレワーク元年」と言われることもあります。また、テレワークが増えたことにより、クラウドサービスを利用する企業も増えたと考えられます。しかしそれ以前からも、クラウドサービスの利用は、増加傾向にあり、「令和元年 通信利用動向調査」によると、 64.7 %の企業は全社的または一部でクラウドサービスの利用を行っています。
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出典:総務省「令和元年 通信利用動向調査」
(https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/data/200529_1.pdf)より抜粋

利用しているクラウドサービスとしてはストレージやメール、社内ポータルの利用率が高いですが、経理・財務部門も関係する「給与・財務会計・人事」のクラウドサービスも前年に比べて 3.8 %増加し、 35.7 %が利用していると回答しています。
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出典:総務省「令和元年 通信利用動向調査」
(https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/data/200529_1.pdf)より抜粋
テレワーク対応の後押しもあり、経理・財務部門はクラウドへの対応を十分に検討する必要が出てきています。では、テレワーク対応以外で、クラウド化することのメリットとは何があるのでしょうか。次章では代表的なメリットを解説します。

■これからの働き方にクラウド化が効く。主な3つのメリット

  • 働き方改革を推進し業務効率・生産性を向上

経理・財務部門でクラウド化を進めることにより、同時にペーパーレス対応やテレワークへの対応も可能となるケースが多いです。クラウド化前は、どうしても紙の書類を確認するために、出社する必要があったり、書類を探すのに時間がかかったりするなどの非効率が発生していました。

クラウド化によって、電子データ化された書類をどこからでも確認することが可能となり、生産性の向上を図ることが可能となります。出退勤がなくなることにより従業員のワークライフバランスの向上や経理・財務部門における働き方改革の促進などにもつながります。

  • 会計システム運用管理の負荷軽減

オンプレミス型の会計システムは使い勝手を調整しやすいなどのメリットがありますが、一方で、頻繁に変わる法制度への対応や、通常時のシステム運用・管理に多くのコスト・負担が発生します。その点クラウドサービスの場合は、法制度の対応や定期的な保守について、余分な人員やコストを割かなくても良くなります。

会計システムの保守運用で軽減される業務の具体例としては「ハードウェアやソフトウェアの購入・管理」、「バージョンアップやパッチ適用作業」、「ソフトウェアのインストール作業」、「故障対応やパーツ交換」などが挙げられます。

  • 安全性の担保とリスク削減

オンプレミスで会計システムを運用する場合、自社でサーバーのセキュリティを管理する必要がありますが、クラウド上での運用の場合はホスト側の堅牢なセキュリティによって守られます。また、オンプレミスの場合、災害などにより、データがなくなってしまうことも考えられますが、クラウドを利用していれば、冗長化され、そういったリスクを低減させることが可能です。

■しかしクラウド化が踏み切れないケースも

  • クラウド化により業務フローが変わるのではないか?

クラウドサービスの中には、全てをクラウドで行うのではなく、一部はローカル上で対応する仕様となっているサービスも少なくありません。その場合、経理・財務に関する業務を行う上で、不必要に複数のツールを活用する必要がでてきてしまい、オンプレミス型で行なっていたような業務フローを実現できないということもあります。

  • 他システムの連携を従来通り実施できるのか?

クラウド型に移行することで、社内の基幹システムと十分にデータ連携を行うことができなくなるのではないかという懸念も、クラウド化に踏み切れない要因の一つです。

  • セキュリティは十分か?

会計システムに入力するデータはどれも機密情報となるため、情報漏洩を含むセキュリティへの不安もつきものです。また、なんらかのトラブルによりデータが破損し、過去の情報などを確認できなくなるのではないかという不安も少なくありません。

■課題を解消して、クラウド化

  • クラウドで完結できるフルスペックのサービスを利用

オンプレミス型で実現できていた機能や業務をクラウド上だけで完結できるサービスも存在しており、そういったサービスを選定することで、業務フローを大きく変更することなく移行することが可能です。

また逆に、クラウドシステムに合わせて業務フローを変更する方が効率的な場合もありますので、導入時によく検討することも重要です。
ラウドサービスの中には、全てをクラ

  • EAIツールを活用して、外部システムとも柔軟に連携

クラウドサービスの中には、特定の外部サービス以外に幅広く連携できるEAIツールを提供していることも少なくありません。こういったツールを活用することで、オンプレミス型と同等または同等以上の使い勝手での連携を可能とします。

  • 会計システムのセキュリティと利用制限で安全性を確保

セキュリティ面に関しては、多くのクラウドサービスでは暗号化を含め十分なセキュリティ施策が行われています。加えて、VPN経由のみでしかアクセスできないようにすることで、よりセキュアな環境を作ることが可能です。

■まとめ

今回は会計システムをクラウド化する際の主な課題と、その課題を解消した会計システムを選ぶポイントを紹介しました。今回紹介したようなポイントをおさえたクラウド型会計システムとして当社では「SuperStream-NX Cloud」を提供しています。

当社ではオンプレ・フルクラウドと幅広い環境に応じたツールを提供しています。フルクラウド型であれば、基本的にはクラウド上で完結できるだけの機能が備わっています。基幹システムともEAIツールを用いることでスムーズに連携が可能です。

多くの経理・財務の方が気にされる業務フローの変更についても、導入時に専門のパートナーが入り、RFP作成から行うため、使い勝手が著しく悪くなるようなことはありません。セキュリティ面も充実さているほか有事の際には早期に対応が行えるよう、24時間365日体制でのモニタリングも行なっています。

より詳しく製品についてご覧になりたい方は以下よりご確認ください。

SuperStream-NX Cloudページはこちら
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