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第31回 「消費税率の引き上げで企業はどうする?」|税務会計業務のポイント

第31回 「消費税率の引き上げで企業はどうする?」|税務会計業務のポイント

 アクタス税理士法人

今年1月始まってすぐ、「社会保障と税の一体改革」の素案が示されました。税制改正大綱で先送りにされた項目がそこに示されました。
最も関心の高い一つに、消費税の税率引上げがあります。素案で示されている内容について、現行と比較すると次のようになります。

消費税率の変遷をたどると、平成元年に3%で導入され、8年後の平成9年に5%に。15年たった現在は5%で、8%になるのが今から約2年後、10%になるのは、さらにその1年半後です。こうして見ると税率が上がる時期が早くなっています。

企業にとって今考えられる対策としては、長期の契約を結ぶ際に、消費税率の変更も考慮していくことです。契約条項に「消費税税率の変更の際の取扱い」などを定め、契約金額についてトラブルがでないようにしていくことが重要になっていきます。

(アクタス税理士法人)

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