日本の会計・人事を変える。”もっとやさしく””もっと便利に”企業のバックオフィスを最適化。スーパーストリーム

朝日電装株式会社様

AS/400の運用保守にかかるシステム部門のリソースを開放
業務効率化に大きく貢献するSuperStream-NX

朝日電装株式会社様

■事業内容 : 製造業

asahidenso

導入の背景

IT 技術を活用した省力化への 投資を推し進める

朝日電装株式会社社屋

オートバイなど自動二輪車におけるハンドルスイッチやレバーホルダー、メインスイッチなどを中心に、自動車や舟艇、建機などに用いられる各種スイッチやロック、電装品などを手掛けている朝日電装株式会社。
1961年の創業以来、「ヒト」と「乗り物」を結ぶ製品づくりを中心に事業を展開しており、台湾やタイ、インドネシア、ベトナム、インドなどに生産拠点を持つなどグローバルに事業を拡大。
独立系メーカーの強みを生かすことで、国産の主要な自動二輪四輪メーカーはもちろん、北米を中心とした海外メーカーとの取引も活発に行っている。
同社が扱っている製品は1万3000アイテムを超えており、豊富な商品ラインナップで顧客のニーズに最適な商品を提供している。
少子高齢化の影響もあって人手の確保が困難な社会情勢のなか、同社では財務や人事などを取りまとめている総務部が中心となり、IT技術を活用した省力化への投資を積極的に推し進めている。
なかでも、業務の効率化によって全社的な生産性を向上させていく活動に取り組んでおり、昨今ではRPAの導入によって間接部門における業務の自動化を図っている。

SuperStream-NXを活用した人事給与および会計システムの刷新についても、業務効率化につながる重要な施策の1つと位置付けられており、すでに数年前からその動きが活発化していた。

導入前の課題

頻繁に発生する法改正への対応が大きな負担に

坪井部長

同社におけるシステム基盤は、長年AS/400(現IBM i)によって構築、運用されており、人事給与や会計の機能は内製化されてきた。
そのため、システムの改修や維持などに多くの時間と手間がかかるなど、システム部門にとって大きな負担になっていたという。

「社会保険料や厚生年金などの法改正への対応が毎年発生します。その都度、少数精鋭で運用しているシステム部門のリソースを確保せざるを得ず、改修するだけでも多くの時間を要していたのです」と総務部 部長 坪井克行氏は課題について振り返る。
当時は、何か1つのプログラムを作成するだけでも3 か月ほどの期間が必要となっていた。 また、消費税改正などの会計システムにおける法改正への対応についても、結局システム部門のリソースが不足するという課題は同様だった。
「法改正への対応はもちろん、将来的には原価管理やセグメント別の管理会計など経営的な視点で情報分析できるような仕組みも必要です。
当時のAS/400では、ある意味勘定科目の数字しか把握できない状況で、そこからドリルダウンして詳細に分析するような仕様にはなっていませんでした。
取引先管理をするために取引先情報を入れたくても、新たな改修には時間がかかってしまう。
そんな状況から脱却して柔軟な仕組みにするべく、新たな基盤への移行が求められたのです」と総務部 次長 兼 財務課 課長 古橋和憲氏は語る。

システム選定と導入

国産ならではのサポート力と 仕組みの柔軟性を評価

古橋課長

新たな環境として検討するなかで要件の1 つだったのが、改修の負担が大きい人事給与および会計システムが1 つのベンダーで提供できることだった。
実際に既存の仕様とのフィット&ギャップを行うなかで同社の要件を満たしたのがSuperStream-NXだった。
「我々のビジネスに寄り添って真摯に対応いただけるという観点から国産の製品を中心に検討し、既存業務の多くを包含できるSuperStream-NXが最適だと判断したのです」と坪井氏は評価する。
SuperStream-NX を熟知しているパートナーの株式会社シーアイエスの提案から導入、サポートまでの支援は十分に評価できるという。
また、AS/400上に展開していた生産管理や販売管理などの基幹システムとの連携も必須だった。
「新たに会計システムを運用する場合、売上や仕入などの各種データを基幹システムから取り込む必要があり、柔軟に連携できるものが求められました。
SuperStream-NX であればAS/400との連携実績もあり、新たな基盤として活用できると考えたのです」と坪井氏は振り返る。
さらに、これまで各種帳票を作成するには、AS/400から出力した紙を見ながらExcel などに転記して作成せざるを得なかったものの、SuperStream-NX であれば標準機能で帳票の出力が可能であり、負担軽減にもつながると判断したという。
SuperStream-NX の操作性についても評価できたと語るのは総務部 総務課 係長 鈴木悠生氏だ。
「これまでは処理の順番が厳密に決められており、1つ間違えたら戻すのに大変な労力を要したうえ、必ずしも必要ではない処理がいくつもあったのです。
SuperStream-NX はメニューや画面がわかりやすく、項目に沿って入力していくだけで処理もシンプルで簡潔になりました。
業務効率化につながっただけでなく、心理的な負担の軽減が大きく期待できたのです」。
結果としてSuperStream-NX が新たな業務基盤として採用されることになった。

導入効果

システム部門の負担軽減を実現、 法改正への対応も迅速に

フローチャート

現在は、日々の仕訳や決算処理を行う会計システムとして、そして社員の給与計算や給与明細等の出力、人事管理を行う基盤としてSuperStream-NXが利用されている。
人事管理ではグループ企業も含めて正社員や契約社員など580名ほどを管理し、給与管理では毎月の給与計算を実施している。
また会計システムではAS/400 上のさまざまな基幹システムとデータを連携している。
販売管理上の売上データや原価管理の原価データなど、SuperStream-NXの柔軟な連携性を活用し、必要なデータを取り込み活用されているという。
「基幹システムとしてのAS/400上で計算したものも、最終的にはSuperStream-NX内に情報を反映させ、一元管理できるようにしています。
要望に応じて蓄積された情報を活用し、資料作りに役立てています」と古橋氏。
SuperStream-NX統合会計の大きな特長であるグリッド機能には、今後大きく活用できる可能性を感じているという。
SuperStream-NXを導入したことで、日々の仕訳処理や給与計算などの処理に関して省力化に大きく貢献しており、扶養控除申告書など専用の紙を使って印字処理せざるを得なかった環境から脱却し、従来よりも効率的な処理が可能になっている。
また、システム部門に依頼していた改修作業が不要になったことでの効果も見逃せない。
「製造業として重要な生産管理システムなどに人的リソースを振り分けられるようになった点は大きい」と坪井氏は評価する。 課題となっていた法改正への対応も、従来に比べて迅速になっているという。
「これまでは自分たちで改正内容を詳細に調べたうえで、システム部門にどう反映して欲しいか指示する必要がありました。今ではパッチの適用だけで法改正への対応が済むため、負担軽減に大きくつながっています」と鈴木氏は評価する。
会計側では、必要な情報がすべて一元管理できるようになり、経営層から求められる数字に関する問い合わせにも迅速に回答できるようになったという。
「以前は書庫から過去の書類を引っ張り出し、必要な情報を探して報告する手間がありましたが、今ではシステム内ですぐに情報が確認でき、報告も迅速です。
業務効率化を実感しています」と古橋氏は評価する。
以前に比べて決算業務の効率化につながったことで、残業時間削減や決算早期化にも貢献しているという。
今回のプロジェクトでは、長年運用してきた仕組みを改めて見直す機会が得られたことも効果の1つに挙げている。
「これまで必要とされてきた帳票について、当初はSuperStream-NXから情報を出力して似たようなものを作成するといった運用を行ってきましたが、帳票そのものを見直すことで必要性に乏しい帳票を削減することができています。 SuperStream-NX に自社の運用を合わせていくことで、既存業務の棚卸や業務改善の契機となったのは大きい」と鈴木氏は評価する。
もちろん、情報が取り出しやすくなったことで、データ加工も容易になるなど資料作りそのものの効率化にも寄与している状況だ。

今後の展望

人材育成へのさらなる取り組みや 管理会計の充実を目指す

鈴木氏

今後については、さらなる業務効率化に取り組んでいきながら、SuperStream-NX の活用をさらに加速させていきたいと坪井氏は意欲を見せる。
具体的に人事面では、教育計画や人材育成計画などに役立てていきたいという。
「現状は教育研修の履歴や資格の有無を記録している程度で、その情報をうまく活用できていません。
これらの情報を有効活用して、最適な人材活用の基礎資料としても役立てたい」と鈴木氏は期待を寄せている。
会計に関しては、現状は現金精算が中心の経費精算を銀行振込にシフトしていくことで、経費精算のシステム化に取り組むなど、さらなる効率化を図っていきたいという。
また、機能コードを利用して、関係会社における取引管理や事業部門別の管理など、管理会計も充実させていきたい考えだ。
「現状予算管理は行っていますが、例えば二輪などカテゴリ別の予実管理なども行っていきたい。
また海外拠点に対しての売買や役務提供の対価としてのロイヤリティの採算状況など、海外拠点の損益管理にも広げていきたい」と古橋氏に語っていただいた。

パートナー情報とコメント

(株)シーアイエス

お客様情報

会社名 朝日電装株式会社
本社 静岡県浜松市浜北区染地台6 丁目2-1
URL https://www.ad-asahidenso.co.jp/
従業員数 560名(グループ総数/国内:580名、海外:1,600名)
事業内容

モーターサイクル、自動車、舟艇、PWC、ATV、スノーモビル、建機、農機、産機などに使用される各種スイッチ、ロック、および電装品の開発・設計・製造・販売の他

本導入事例に記載された情報は初掲載時のものであり、閲覧される時点では変更されている可能性があることをご了承ください。